ニルヴァーシュ Type Zero(交響詩篇エウレカセブン)

ロボット紹介記事

2000年代を代表する人気ロボットアニメの主人公ロボットです!

スピード感あふれる戦闘シーン、カッコいい音楽、
質感のいいアニメーション、独特の世界観、など色々な要素で、
ファンも多く、劇場版、続編とシリーズ、スピンオフ作品も
続いている「交響詩篇エウレカセブン」。

今回紹介させていただく、ニルヴァーシュ Type Zeroは、
主人公のエウレカとレントンが搭乗する変形ロボットです。
最初は、自動車状のマシンと人型ロボットへの2パターン変形ですが、
途中から、Spec2として、飛行形態への変形も可能になります。

1990年代にエヴァンゲリオンが大きな人気を博したことから、
そのファンを取り込みながらも、さらにとっつきやすくした、
エウレカセブンは「明るく、さわやかなエヴァ」というテイストでしょうか。

未知の生物の外殻に機械を組み込むこみ、戦闘ロボとして
稼働できるようにしたメカニックの設定、
搭乗員との相性やその心情により、超常的な現象を引き起こしたり
時には無人でもロボットが動いたり、また世界の滅亡を引き起こす終末観などなど、
エヴァンゲリオンの影響は多分にうかがうことができます。

ただ、変形機構、移動車両としての役割も持たせ、
兵器としてのリアルロボット感と、玩具展開とのバランスを持たせて、
さらに、ゲームなどのコラボも含めたところなどは、
かなり戦略的なマーケティングだと感じます。
まさに2000年代に最も成功したロボットアニメの一つといって間違いないと思います。

さて、変形ロボットとしての、
劇中の主役ロボット、ニルヴァーシュ Type Zeroは、
変形機構もしっかりしていて、玩具での再現性も高く、
おもちゃで楽しむことも十分にできる作品です。
劇中で、飛行形態、自動車形態などの変形後の状態も頻出し、
おもちゃの為だけに無理やり変形シーンを盛り込む無理さもありません。
ゆっくりと、変形機構が確認できるシーンが劇中にほとんどないのが、
合体ロボ・変形ロボファンにとっては数少ない不満かもしれませんね。

目次

ロボットのデータ

・作品名:交響詩篇エウレカセブン
・デザイナー:河森正治さん
・動力源:コンパク・ドライブ+アミタ・ドライブ
・材料など:地中から発掘された、巨大な人型の骨格(アーキタイプ)を
骨格とし、操作機械、装甲を後付けしている。
・メインの武器:ブーメランナイフ、大口径トラパルザー砲
・合体・変形の分類:マシンが変形してロボットになる

変形・合体機構のプロセス解説

高速飛行モード、自動車モード(ビークルモード)、人型モード(LFO)に変形します。

写真は、私が所持しているのは、バンダイの「ROBOT魂シリーズ」です。
人型をスタートにして飛行形態、ビークルモードに変形させてみます。

メインの変形では、頭部と、一部の車輪が差し替えパーツになります。
腕部が、飛行機の下部の後ろ側に、脚部が側面部に、
リフボードが分割して機首になります。

1.肩の装甲が上に外れ、腕が背部にまわり、背中で組んだような形となる。
2.股が裂けるような形で側面側にまわり、膝関節が回転し、すねの装甲が、側面に見えるようにする。
3.分割したリフボードが機首に取りつく。

続いて、ビークルモードに変形します。
ビークルモードの時は、つま先が車の先端になり、
リフボードが、戦闘機の上面にまわっている肩の装甲につく形になります。

4.側面にあった脚部が、先端部に回り込む(つま先を伸ばした様な形になる)
5.分割したリフボードが、肩の装甲に連結され、脚部のパーツを覆う。

一部車輪の取付パーツをつけて変形完了です。

作品紹介

・年代:2005年~2006年
・監督:京田知己さん
・製作会社:ボンズ、毎日放送
・ストーリー概略:
トラパーという粒子が存在し、その粒子の波を利用して、
リフボードというボードを使って、サーフィンの様に空中を滑ることができる世界。

田舎町に暮らす少年、レントンは、ある日自宅の整備工場に落ちてきた、
KLF(変形戦闘ロボット)、ニルヴァーシュと、その搭乗員の女の子、
エウレカに出会い、一目ぼれしてしまう。
整備工場を営む祖父から預かったパーツ(アミタ・ドライブ)を
取り付け、さらにレントンが同席したニルヴァーシュは覚醒し、
セブンスウェル現象という超常現象を発生させる。

その後、レントンは反政府グループ、ゲッコステートに加わり、
世界の秘密の解明と、人間としての成長、エウレカとの恋が深まっていく。

現在視聴できる動画サイト

AmazonPrime
U-NEXT
NETFLIX
Hulu
が見放題プラン内で見られます。

VideoMarket、music.jpはレンタルで視聴できます。

おもちゃ紹介

ニルヴァーシュの変形が楽しめるのは、

プラモデルだと、バンダイからの「トランスモデル」シリーズ、
完成品だと、同じくバンダイの「ROBOT魂シリーズ」
になります。

2020年9月現在、再販されてはいないので、
中古品、在庫品を探すことになりますね。
いずれも、差し替えパーツは少なく、完全変形に比較的近い再現性だと思います。

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